「東雲くんへのチョコじゃありません」 あたしがそう言うと、東雲くんは目を見開いた。 「なんで、言葉……敬語に戻ってんの?」 あたしのことが嫌いなんでしょう。 そうだよね。 東雲くん優しいもん。 だから直接言えないんだよ。 「……一緒にいてつまらない人で、ブサイクでごめんなさい、」 涙腺が緩み、涙が出てきそうになる。 「な、に……言ってんの?」 「付き合って頂いてありがとうございました。こんなあたしと付き合ってくれて、」 俯きがちにそう言う。 すると、肩を掴まれた。