そうかな?




東雲くんヤキモチ妬くかな?





「あはは、多分大丈夫です。お口に合うか分かりませんが……」





「いや、貰った中で一番美味そう」





そう言ってもらえてよかった。




「では、行ってきます」





「行ってらーっ」




「行ってらっしゃい、頑張って」





2人に見送ってもらい、あたしは指定した教室へ向かう。




案外すぐ着いた。





も、もう来てるのかな?





……よし。





ガラガラ……。





ゆっくりと扉を開けると、そこには驚くべき人物がいた。





「あ、やっと来たー遅いよ、深町さーん」