ガチャ。
バタン。思わずドア閉めちゃったよ。
…私は正直、王道を舐めていた。
うん、いや、ねぇ?
「だから、ね?って顔でこっちに向いても何もでねぇよ」
そう亜紀に笑いながら言われた。
亜紀も私の思ったことが分かったんだろう。
だってさ、あの屋上だよ?笑
今はまだ春だから丁度いいとは思うけど夏は暑苦しくて死ぬよ絶対。
それに、雨の日とかどうするんだろうねー。
そっちの方を考えていたら
「なんですか?あなた達。」
メガネの紳士っぽい…いや腹黒か。
おそらく、副総長的なやつだろう。
「なんですかって言われ「まぁ、ここでわなんですから」
私の言葉をぶったぎって
どうぞ。こちらへと言われた。