Small cafe 〜傍に居たくて〜



授業が始まると、私の後ろ側に座っている実樹がこっそりメモを渡してきた


《あの後、大丈夫だったの?》


心配してくれるメッセージを見れば嬉しくて口元が緩む


《うん、何も無かったよ!》



ただ違和感だったのは、伊藤先輩の真面目なトーン


顔は見てないから分からないけれど、きっと見ていたらあの場から出ることは出来なかったかもしれない


そっと実樹にメモを返して、窓の外を見る