Small cafe 〜傍に居たくて〜



「うおっ…!どうしたの?」


それに驚いた実樹が目を見開いて私を照れたような顔で見つめる


「嫌…なんか威圧が…」


「威圧?」


キョトンとする美紀を横目に、ぐいぐいと腕を引っ張ってその場から離れる




「おい」





低い声で明らか私を呼ぶ声に、頭をキョロキョロと動かしながら聞こえてない振りをする


で、でた…


実樹がふと顔を先輩の方へ向けると、もう一度驚いた顔を浮かべて、私と先輩を交互に見る