Small cafe 〜傍に居たくて〜



「…あの」
「…なあ」



気まづい空気が流れながらもー白石先輩はずっと隣で歩いてくれてて、もしかしたら送ってくれてるんじゃないかなと思った


言葉が被って、先にどうぞ とお互いに手を相手に向ける



「…あ、嫌…もしかして俺の事送ろうとしてくれてる?」



頭をポリポリと掻きながら申し訳無さそうに問いかける白石先輩



「…え?白石先輩が送ってくれてるんじゃないんですか?」


そんな私の思いと裏腹に、勘違い が二人を混乱させた