Small cafe 〜傍に居たくて〜



「嫌なら別にいい」


フイッと再び前を向いてはそのまま歩き出す


そんな仕草にもドキドキして、今にも倒れてしまいそうだ。
今日の白石先輩は何だかいつもより凄く優しい



「行きます!!隣!喜んで!」


すかさず小走りで白石先輩の隣に並べば顔を覗き込む


パチッと目が合って、ふわっと笑顔を見せてくれた。


駄目だ。
かっこ良すぎます、先輩



冷たいと思えば優しくて。
おまけにこんな笑顔を初めて私に向かって見せてくれて



だから私は先輩を好きなんです。大好きになってしまうんです
ズルイですよ、こんなの