Small cafe 〜傍に居たくて〜




分かっては居るけど、考え込むととまらない。


色々な所へ行って、二人は笑って、そうして甘い言葉を掛けて


そんな事ばかりが頭の中を駆け巡る



「おい」


ふと白石先輩が立ち止まって、私の方へ振り向く


「は、はい!」


だけれど、そんな気持ちは一瞬の内に無くなって、何を言われるのかと白石先輩をまじまじと見詰める