マンションに着いた。
引きずりながら、リカを部屋へ

「碧!」「直人……。あ〜!うぇーん」

「この馬鹿連れてきた!謝れ!」

「ごめんなさい。直人があまりにも
あおい〜!あおい〜!ってうるさいからだんだん腹立たしくなって。私が誘ってんのに。直人だけだわ、無視したの!
人生初の敗北よ!だから、何もしてないから!できなかったのよ。この人なんて言ったと思う?「お前じゃ勃たないだって失礼だわ!帰る!」ドアを乱暴に閉め
出て行った。



「碧?わかってくれた?」
「あー!うぇーん!直人の馬鹿!!
わ、たし、すごく、さみしかった。
いっつも、真美、真美って、わた、し
さみしかった。うぇーん!」

「馬鹿だなぁ〜。碧がいちばんだろ?
真美は、起きてる時間になかなか会えないからさ。碧とは、ほら…。愛し合えるし、夜になぁ?」
ぽっと頬を赤らめた。
「やだ〜。エッチ!直人…。」
「でだ。真美を寝かせて、仲良ししょうかぁ?」「直人……。」
ダメだ。やっぱり、可愛いよ。碧。