小洒落たお店。
こんな普段着で大丈夫?

「ほら、入れ‼︎」
「は〜」
ちよっと待て、私の方が年上。
そうだ。

「あの〜一応年上なわけで。」
「だから⁇」
「いえいえ、はい」


「いらっしゃいませ。坂口様。」

奥の個室へ。


「酒飲める?ってか飲むな。うん」
シャンパンとりあえず。


運ばれてくる見たこと無い
ご馳走。

恐る恐る口にした。

「うまっ…。」
「あはは。うもしれ〜!」

たくさん食べて満腹。
財布。
げっ、足りるかなぁ?

「おごりだ。」
「それはそれは、ご馳走さまでした。」

では、走って帰った。
もちろん駅まで。
また、乗り継いでアパートへ