女たらしの彼と初恋の私


そして。
二人で一緒に走り、何とか学校に到着。

「ハァッ、ハァッ…」

ちょ、ちょっと休憩…
この人、足早すぎ…

あ、名前知らないな。

「あの…」

「ん?」

うっわぁ…笑顔半端なくかっこいい!

「…何?俺の顔に何かついてる?」

あ、見とれてた。

「名前、教えてください…」

私、声ちっさ!
自分でもびっくり。