女たらしの彼と初恋の私

夢の中とまるでおなじの、超絶美青年なんだもん!
静止しても仕方ないよね、うん。

そのまま、ジーッとみていると。

「…何?」

きゃー!声までかっこいいじゃない!

って。何思ってんだか。

「え、いや、その…遅刻…しますよ?」

あ…この人、1年生かどうかもわかんないのに!
入学式遅れますよ、とか言わなくてよかったぁ。

「あぁ…。今何時かわかる?」