女たらしの彼と初恋の私



5時限目。
ご飯のあとは、とりあえず。

眠い。

それ以外何もない。

強烈な睡魔に耐えながら、ノートはとる。

この調子で6時限目も耐えて。

放課後。

「うしっ、帰るぞー」

「あー、私今日塾じゃん」

クラスメイトが帰っていく。

「香奈~、私たちも帰ろうか」

「うんっ!そうだね!」

お、元気になってるじゃん。
さっきのはどうしたのか。

帰り道。
私はあることを思い出した。

香奈の顔が赤かったことや、神谷君を追っていたあの目。

まだ確信はないけど…。
ていうか、経験がなさすぎてわかんないけど。
香奈は…神谷君に恋…してるのかな…。