女たらしの彼と初恋の私


香奈はいつも、人が来たら場所を変えている。

でも。

「あー…ここでよくない?気持ちいし!」

珍しいな。

私は別にどっちでもよかったしね。

「りょうかーい」

んー…目の前に神谷君が…。
ご飯に集中できないよ、もう…。

香奈は…。
…香奈…どうしたんだろう。
今日はやけにボーッとしてるな…。


この時に、香奈のその顔の意味に気づけていたらであんなことにはならなかったかもしれない。