・・・・なんなんだよっ
なんだよまじで!!!
肩で深呼吸するみたく大きく上下させて、開きすぎた足をそそくさと閉じた。
右足の踵(かかと)の違和感を確かめるべく、右足を【くの字】にして俯瞰(ふかん)すると
あるはずのヒールが根元から折れたのか取れていた。
え?
と思い、髪が邪魔にならないように掴んだまま、アスファルトを見ると
ヒールが見事にアスファルトの隙間に挟まって起立している。
屈(かか)んで、スマホを持つ手を変え、突き刺さったヒールを掴むと、真上に引っ張り突き刺さったヒールを抜いた。
姿勢を再び戻して、引き抜いたヒールを目線の高さまでもってきて、じーっと見つめたの・・・
『ほほほ・・・』
不気味な笑い声がスマホから響く。
「・・・最悪。まじありえねぇ」
ヒールを持った手を下げる。
8センチのヒールが取れてしまった右足底をアスファルトに着けると、【休め】のポーズになってしまうのが、なんだかおかしくて、スマホを耳にあてたまま失笑してしまった。
なんだよまじで!!!
肩で深呼吸するみたく大きく上下させて、開きすぎた足をそそくさと閉じた。
右足の踵(かかと)の違和感を確かめるべく、右足を【くの字】にして俯瞰(ふかん)すると
あるはずのヒールが根元から折れたのか取れていた。
え?
と思い、髪が邪魔にならないように掴んだまま、アスファルトを見ると
ヒールが見事にアスファルトの隙間に挟まって起立している。
屈(かか)んで、スマホを持つ手を変え、突き刺さったヒールを掴むと、真上に引っ張り突き刺さったヒールを抜いた。
姿勢を再び戻して、引き抜いたヒールを目線の高さまでもってきて、じーっと見つめたの・・・
『ほほほ・・・』
不気味な笑い声がスマホから響く。
「・・・最悪。まじありえねぇ」
ヒールを持った手を下げる。
8センチのヒールが取れてしまった右足底をアスファルトに着けると、【休め】のポーズになってしまうのが、なんだかおかしくて、スマホを耳にあてたまま失笑してしまった。
