「‥‥ふぅ」
ほっとしたものの、四股踏みポージングのままで、歩道は誰も歩いてない事が、唯一の救いだなと思ったんだけどね?
なんか視線感じる‥‥‥
なに?
片手で髪をもう一度かきあげたまま、恐る恐るそにらに目を向けると
ファミレスの窓に手のひらと、ほっぺと鼻とおでこをぺたりとつけた幼児と目があった。
けど、それよりも他のお客も、、、窓際に着席してる人?ほぼ全員が口を開けてこっちを見てるわけ。
――――なにやってるの?あの人―――――
みたいな感じで見てるわけよ。
んでさ、はっ!として、すぐ視線そらすの!
幼児の母親も、窓にはりつく体を引き離すように、子供を抱き寄せてるし!
