「彼方…。」 「んー…?」 「もっと、近づいてもいい…?」 「どした、急に。いいけどさ。」 「ん、ありがと…。」 テレビの前にあるソファに 大体拳一個分くらい離れて座っていた響は ぴったり俺にくっついた。