クリスマスの一件があってからというもの

響の俺へのスキンシップは、かなり頻繁になったと言ってもいい。

だがまだ俺からはキスすらも出来ていないという、情けない状態でもある。


「…彼方…?」

「っ…。し、新学期から遅刻すっから、早く行くぞ。」