俺のカノジョ

「欲しいものって…、原稿用紙?」


俺がきくと、響はうん、と頷いた。


「…最近ね、漫画、描き始めて…。それで、新人賞に応募してみようと思って…。」

「へー、新人賞かぁー。…響、絵うまいもんな。」


響の描く絵は、初めて見た時から好きだった。

優しくて繊細なタッチで描かれる絵は

絵に詳しくない俺でも、一瞬でうまいとわかった。