楽しかった修学旅行も終わり

強制的に現実へと引き戻されたかと思えば

時が過ぎるのははやく

俺は、響と付き合い始めて2回目のクリスマスを迎えようとしていた。


「さむ…。」

「ったく…、ほら。」


ただでさえ色白な響は

冬に見ると、余計に寒そうに見えた。