俺のカノジョ

「あー、わかったわかった。とりあえず近いとこから行くか。」

「だな。」


俺たちは携帯を片手に京都駅を出た。


「彼方、手…。」


ふわ、と右手に

柔らかく暖かいものが触れた。


「おう。」


俺はそれを壊れないように、だけど強く握った。