好きになってごめんなさい。



なんか最近毎日が早く感じる気がするな〜

っと思いながらまたすぐ土曜日が来た。


「「こんにちわ〜」」


「(一礼)」


「あ!琴乃ちゃん!」


「中崎先生こんにちわ」


「こんにちわ〜席0番だから座って待ってて!」


「わかりました!」


0番で座って待っていると先生のブースから楽しそうな笑い声が聞こえてきた。


チャイムがなった途端その笑い声も聞こえなくなり気がついたら中崎先生が私の目の前に立っていた。


「授業しよっか!」


「先生〜?」


「ん?」


「先生って大学どこ行ってるんですか?」


自分でもびっくりした。
こんなこといきなり聞いて。


「!? 急だね〜(笑) 本当は言っちゃいけないって決まりになってるんだけど俺は自分の大学に誇り持ってるから言っちゃうね」


「はい」


そういうと中崎先生は自分の大学名を黒板に書き始めた。


「立教 明治 早稲田 慶応 法政 上智 学習院、、、?」


書かれた大学は私立の名門校ばかり並んでいた。