ひとめみて


ガチャッ


屋上のドアを開けると
涼しい風が吹いてきた。



「んーっ!」


背伸びを思いっきりする。



「また来たのかお前。」


バッと振り返ると
航汰が立っていた。


「今来たんですか?」

「おー、侑李くる気がして来てみた。
それと女から逃げてきた。」



モテる先輩は大変ですね…。


「そういえば先輩なんですね。
親友に聞きました。
タメだと勝手に思ってたのでびっくりしましたよ!」


「あ、そうなの?
侑李二年?俺三年だわ。」



「あ、そうです。」




航汰って呼んでるけど
航汰先輩の方がいいのかな…