幕末の恋と花のかおり【完】





どれくらいたっただろうか。


「烝さん! ありがとうございました!



なんか元気になっちゃいました!」



気が付いたら笑顔になれていた。




「ほな、屯所戻ろか。」



烝さんは、立ち上がり、私の手首を握り、私を立ち上がらせると女将さんに挨拶をして、お店をでた。