今の顔を見られたくなくて微妙に顔を背けていたら、不意に覗き込まれた。

「大丈夫か、よくなったか…っ」

「っておい。ほっぺた真っ赤…」


「っ」

うわ、見られた。

そんな私の顔を覗き込んだまま、翔太はニヤリと笑う。