「そっかあ。告られたってことか。
じゃ、彼女さんに悪いし、ホッカイロ
はこれからは無しだね。」

「今までありがと。よかったね。」


そう言ってクルリと翔太に背を向ける。

もういいや。帰ろう。自転車の鍵を開けようとしたら