目を閉じて、またふわふわと現実と夢の境を漂う。

何の見返りも求めずに、そばにいてくれる。

そうやって優しいから好きなんだ。



…バレンタインかあ。

あーー。翔太に告る子とかいるのかな。

彼女出来たらこんな風にいられなくなるなあ…。


起こしてもらって意識が覚醒するまで、
そんなことを考えていた。