私、知ってるよ。

侑也が、私の子となんとも思ってない事。

昔から知ってた。

あなたが、私じゃなくて、さっき一緒にいた小谷里香のことが好きだって知ってた。

だから、私はさっきあなたが小谷さんと一緒にいるとこ見て涙が出てきそうになったんだ。 あの場所には、侑也が小谷さんと一緒に話してる場所が見えるあのが所には、居たくはなかったから。
いつの間にか、走り出してたんだ。

いくら侑也をおもっても、この恋が叶うはずはないってわかってるから、一緒にいてつらくて、苦しいんだ。

侑也、私知ってるから、あなたが小学生の頃から小谷さんが好きだって気づいてたから、

(あなたを応援します!)

だからもう、この気持ちが恋じゃなくて、ちゃんとした幼馴染としての想いになるように頑張ってみるね!

だからさ、最後に、幼馴染の気持ちに変わる前に、ちゃんと言わせて、私の最後の気持ち。


『好きです。侑也。ずーと昔から。』