『好きです。侑也。ずーと昔から。』
『好きだ。マコト。昔から。』
重なった二人の言葉が、二人を同じ想いだと教えてくれた。

「え?」
「は?」
「侑也今なんて??」
「え、好きって言ったけど・・・。お前は?」
「え、私も、好きって・・・。」
「まじ!!」
「・・・。」
「よかったー!てか、焦ったー。」
「なぜ、焦る??w」
「わっかんねーw」
「・・・。」
「なー、」
「ん?」
「俺らってさ、両想い?」
「そーだねw」
「いつから?」
「昔から?」
「まじかよ。」
「まじだね。」

しばらく沈黙が続き・・・。

「よし!」
「どした??」
「マコト、好きです。付き合ってください。」
「えっ!いきなりwはい!お願いします。」
「よっしゃ!」
「うん!」

こうして私たちは付き合うことになったんだ。
その時、窓の向こうでは満開の桜に、季節外れの雪が綺麗な風景を描いてたんだ。

これが、私たちの
春雪頃~ハルユキコロ~なんだ。


-END-