『ゆうちゃん、どこいくの?』
「ひみつー」
ヘラっと笑うゆうちゃん..
私はこの笑顔が好き
気づいた時から好きだったの、ゆうちゃんが....
「ここ、ついたよ」
「えっ..ここは」
小さい頃パパとママでよく来た場所
あの時から来てなかった
泣きたくなかったから......
『なんで..なんで..ウッ..ここなの?』
「はるが少しでも笑ってくれるように..
俺と約束しようよ」
『やくそく?』
「はるのお父さんとお母さんが初めて会ったのは高1だろ?」
『うん』
「だから俺達もはるの
パパとママ達が出会った歳に
なったら僕達も恋人同士どうしになろう」
俺が幸せにしたると言ってくれた。
嬉しかった。
大好きなゆうちゃんにそう言ってもらえたから。

