教室へ戻り、席に着く
案の定もう居なくなっていた小林先輩
そして私の隣の席には平然とした顔で座る優
はぁ………
優は小林先輩が好きなんだな
「凛、次の授業、自習だって」
後ろを向いてそういう萌
「了解」
ねっかな〜…
「あ、ね、凛、誕生日プレゼント、何がいい?」
萌は小首を傾げなからそう聞いた
誕生日、プレゼントか…
「なんでもいいや」
「はぁ!?
あんた誕生日明日なんだから今日買いに行くよ!」
誕生日明日だっけ
あ、そうだ
明日、終業式だ
明後日は、夏休みだ
「分かった」
「じゃ、放課後ね」
そう言って萌は前を向いた
はぁー……
優の前でその話すんなよな…
私は机に顔を伏せて眠りについた
だから優が
私を悲しげな瞳で見ていたなんて
気づかなかった


