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「じゃ今日の放課後、実行委員は講義室に集合な。
体育祭についての話し合いがあるらしいから」
あー、めんどくさ
まぁやるって言っちゃったからしょうがないかー…
「めんどくせーな」
隣でそう呟いた優
「だったら立候補なんてしなきゃよかっじゃん」
私は小声で返す
「だって、俺はり…っ」
そこまで言って、言葉を濁す
「り?」
「っな、なんでもねぇよ!」
突然声を荒げる優
「高野、静かに」
クソ教師に注意される
はっ、ざまーみやがれ
「「さよーなら」」
気づけば帰りのHRが終わって生徒がゾロゾロと帰っていった
「おい凛、行くぞ!」
気づけば優はもうドアの前に立っていた
「じゃ、萌、美里、ばいばい」
私は2人にさよならして、優の後を追った
「「ばいばーい」」
二人の声を背に受け、私はふとさっきの優を思い出す
『だって、俺はり…っ』
何て言いたかったんだろうな
ま、優のことだから大したことはないだろう
いつのまにか講義室の前についていた
私はブンブンと頭を振って、目の前にある講義室のドアを開けた


