さよならの唄。



1年前の今頃。
私は、セーラー服に身を包み
進級して三年生に、なると
今までも短かったはずの
スカートを、さらに短くして
パンツが見えることも気にせず
廊下を走り回っていた。



「アヤ〜。リュウガ達と授業抜けるけど
一緒に来る?」

『あ!いいねぇ〜!いくいく!』

リュウガは、アヤの彼氏で
私の幼馴染。

「リュウガ〜、アヤつれてきたよ!」

『おお。お前さ〜男つくんねーの?』

これがリュウガの口癖。
私はいつまでたっても彼氏ができない。


「いいんだょ〜。恋愛が青春の
全てじゃねーし。」

そう。私はこの時リュウガやアヤ達と
毎日いることがたのしかった。

『そっかー。お前のこと
紹介してほしいって奴がいたけど
断っとくわ(笑)』

「うん。そーしてー(笑)」

『あ!お前らもお来てたのかよ!!』

「タイキー!!」

タイキも、同じく幼馴染。
まぁ、いわゆる仲良しグループってやつ。

『あ!美月、おまえの好きそーな奴
見つけたんだよ(笑)バレー部の
新しく新任できた顧問!
梅谷良太!どうどう?』

「ばっか!教師とかありえんだろ〜
禁断の恋とか、きめぇ〜」

この時はまだ、梅ちゃんに、
恋をするとも思ってなかった。