さよならの唄。


お昼休みは、決まって空き教室で
一人で時間を潰す。

携帯をいじってみては
ため息をつく。


「はぁ〜…」

ーガチャ

『なんだ、先客いんのか。
邪魔するぞ。』

声の主を見ずともわかる。

「出て行って。出て行かないなら
私が出て行く。さよーなら。」

ーグイっ。

『まてよ。悪かったよ。
朝は言い過ぎた。』

無視した。今はそんなこと、
話したい気分じゃないし。
寧ろ一人にして欲しい。

『ほっとけねぇんだよ。
お前のこと。すげー心配なんだよ。』

こいつはなにを言ってんだろう。
出会ったばかりなのに。
こーゆー偽善者ほんとうざい。


「離して。」