アヤちゃんと二人でしょうもない
話をずっとしてた。
きっとこの人は優しい
人なんだろうな。そう思ってた。
触れて欲しくない所には
一切触れないでいてくれた。
気がつくと、時刻は放課後。
『うぃーす。あれ?ボス。
みーのことしっとったん?』
ハヤがやってきて不思議そうに
私たちを交互に見る。
『さっき知り合った。(笑)』
そう答えたアヤちゃんに対し
笑いながら寄ってくるハヤ。
『なーんだ!ボスみづきって子と
話してみたいなんていうけせっかく
機会作ってやったのに俺
いらんかったやん!(笑)』
あぁ。だからさっき驚いたのか。
でも、どうして私を?
「私帰る。」
なんだか、2人にまんまと
はめられた気がして凄く
嫌な気分だった。
運命的な出会いを装い
引き合わせたのは神様!
なんて、そんなおとぎ話は
すごく苦手だ。
『待てよ。』
また、アヤちゃんに腕を掴まれる。
『何を勘違いしてるか
知らねーけどさ。番号教えろよ。』
そう言って携帯を出すアヤちゃん。
「うるっさい。触んないで。
汚い。男なんてだいっきらい!!」
そう言って腕を振り払い
私はお店を飛び出し家へと
帰った。
