祐希「ねえユリアちゃんは彼氏とかいるの?」

ユリア「いないよ!でも、好きな人なら、いるかな。」

祐希「そっかー…。叶うといいな…!」

そう言って、祐希は小さく笑った。


ユリア「ありがとう。多分叶うことはないけどね」


何秒かの沈黙が流れ、自分の言ったことにハッとした瞬間、

祐希「…じゃ、俺にしとく?……なーんてね、嘘(笑)」


祐希さんに気を遣わせたことが少し申し訳なかった。