ベッドに寝っ転がって、今日の出来事を思い出そうとするけど、やっぱり思い出せない。
何1つ覚えてないのだ。
これってもしかして夢?と思って頬をつねってみてた。痛みが走る。

…夢じゃない。
もう考えてもわからないし、考えるのはやめよう!

「姫菜ー!ご飯できたよー!」

ナイスタイミングでお母さんの声がした。

ご飯食べるかっ!気楽に行こう!

私は階段を降りてリビングに向かった。