☆俺様のめがね姫☆








「はあっ…はあっ……」


何度探し回っても、
クウの姿が見当たらない。



最悪だ、俺。

クウにあんなとこ見せちまった……

ごめんな。


俺、お前にどんだけ辛い思いさせてるんだろ。






「敦陽!!」



聞き覚えのある声が聞こえた。



「────枝音」


「あんたまたクウちゃんに何かしたの?

泣いてたんだけど。」

───まぢかよ。



「クウ!クウはどこ行った!!?」

「え。全力疾走で学校の外出てったけど。」

学校の外!?



「私が声かけても無視したから、そーとうな事があったんだなあって思って」


まぢかよ…まぢかよ


「ありがと!ぢゃあな!」



そう言って、俺はまた走り出した。





「ちょ!敦陽!授業始まるよお!!?」