「ぜってぇ来いよ?」 「…う、うん」 それにしても、クウがメイドやんのかよ。 メガネ、三つ編み、メイド服……… 絶対いそう…… 「やべーな」 「…? 何か言った?」 クウに顔を覗かれる。 「なっ、何も!」 「…変なの」 そして俺らは笑い合った。 ずっと、ずっと、 なあクウ、 俺はお前を、 ちゃんと守れてやったか?