僕「はぁはぁ…」

僕は今、森の奥深くにいる。
家や家族がない僕は街中でドブネズミの如く、ゴミを漁っては残飯をかき集めて食いつないでいた。
でも、さすがにずっと街にいることは無理みたいだ。なので仕方なく、食料に困らなさそうな近くの森で住処を探してるのだがなかなかいいのが見つからない。
そろそろ日が沈んで寒くなるというのに…
そう、落ち込んでいると
ドン!「キャッ!」「わっ!」
何かにぶつかった。

僕「いたた…ん?ひぃ!」

見るとそこには熊がいた。そして、それを見た僕のとった行動がこれだ。