他愛のない会話をしながら繰り返しながら私達は部活をしていた

「優姫乃〜音私合ってる?」

私と優姫乃は同じパートのソプラノで主に主旋を歌う
優姫乃は絶対音感を持っているので音は優姫乃に聞くのが確かで私的には安全である

「そこはソの#だからこの音」

優姫乃は器用にキーボードの音を鳴らし自ら声を合わせて出す
教室に優姫乃の澄んだ声が響く

「ありがとう優姫乃さすが♪声綺麗だなぁ〜」

優姫乃は照れながらも「ありがとう」と笑う4時40分からは合わせなので今は優姫乃と私と部のソプラノの子と一緒にパート練をする

音をとりながらアドバイスしあい私達は合わせの時間を待っていたのであった