卒業しないで、先輩

「はい、愛希ちゃん
これ今自販機で買ってきたジュース
買いたてだからヒンヤリしてるよ」




そう言って先輩が私の頬に付ける




「つめたい〜」




嬉しい、先輩からの




「あ、お金…」




「いらないよ、先輩の奢り」




「あ、初めて先輩らしく思いました」




「ちょっと、愛希ちゃん」




先輩は怒ったような
慌てたような顔をする


この時間も、あと少しなんだ