雛は目覚めた。
「彌栄!サゴ!どこなの」
雛は叫んだ。
浜辺には乗ってきたフェリーがあった。
サゴが倒れていた。
「サゴ!ねぇサゴ起きて」
「雛・・・・・」
「よかった!彌栄は?」
「わからない」
「そうなのね」
「ここは」
「たぶん、白浜島」
「目的地についた」
「彌栄を探しに行こう」
「ああ」
二人は立ち上がった。
島の中に入った。
中はジャングルのようだった。
「ハブだ」
「うわっ」
ハブはすごく早い勢いで移動している。
「気づかれた」
「逃げましょう」
二人は走った。
「追いかけてくるわ」
シャァァァァァ!
「ここじゃあ戦えないわ」
「もう少し広いところにでれば」
「追いつかれる、戦いましょう」
「ああ!」
二人は後ろを振り向いた。
「行くぞ」
サゴはマシンガンを構えて雛は日本刀を構えた。
シャァァァァァッ!
「やるぞ」
その瞬間、銃が消えた。
「マシンガンが・・・・・」
後ろを振り向くとハブがマシンガンを奪っていた。
「サゴ、私が気を引くからマシンガンを取りに行って」
「危険すぎる」
「気にしないで、相手は野生よ」
「・・・・わかった・・気をつけろよ」
「私は死まないわ」
雛は走った。
ハブは追いかけて行った。
「今だ!雛・・・・ありがとう」
サゴはマシンガンを取りに行った。
「こっちよ!ハブさん!」
シャァァァァァッ!
「もう少し・・・・・」
雛は刀を構えながら言った。
「雛!こっちだ」
サゴの方に走った。
ハブが追いかけてくる。

ダッダッダッダッダ!

マシンガンはハブに一発も当たらない。
「くっ・・・・・」
ハブは加速している!!
雛は後ろを振り向き刀でハブを切った。
しゃぁぁぁぁ!
ハブは死んだ。
「雛・・・・一体」
「これぐらいの速さなら大丈夫」
「すごいな」
「先進みましょう」
「ああ」
二人は奥に進んだ。