15時・・・・・・
「うっ・・・・・・」
零斗は目を覚ました。
「ここは・・・・」
零斗はあたりをキョロキョロした。
「ここは建物の中?」
零斗は立った。
ここは倉庫のように薄暗くて息苦しい。
奥に進むと赤黒いマットがひかれてある廊下に出た。
窓から光が差し込んでいる。
まっすぐ進むと扉あった。
「地下室に繋がっている」
扉を開けて階段を降りた。
少し奥に進むと謎のおばあさんがいた。
「すみません・・・・!」
零斗は目を疑った。
おばあさんの体はまるでカラス。
くちばしはないが黒い羽がある。
足は鳥の足でとても鋭い。
おばあさんは後ろを向き
「おやおや・・・・いい獲物だ」
「どういうことだ獲物だと!?」
「お前の人間そのものが欲しい」
零斗は逃げようとした。
「おや?逃げるのはよくないよお前をじっくり煮込む」
奥には魔女のような液が入った鍋があった。
零斗は固まってしまった。
「ではいただきます」
おばあさんは零斗を噛み付こうとした。
その時・・・・
ガシャァァァァァン
鉄の柱が落ちてきておばあさんに当たった。
「どういうことだ」
周りには2人以外誰もいない。
「おばあさん、君には無理だ」
「おばあさんじゃない名前はヂャン」
零斗はハンドガンを使いヂャンを撃った。
「痛い・・・・」
「僕はここを抜け出す」
ヂャンの目は赤く染まった。
「お前にはお仕置きだ」
ヂャンは猛スピードで突進してきた。
零斗は倒れた。
「では頂こう食ってやる」
零斗に噛み付こうとした。
するとさっき同じように鉄の柱が落ちてきた。
「いったい誰なんだ!偶然の可能性は低い」
「くっ・・・・・・誰だい」
ヂャンは羽を広げたとき・・・・
グサッ・・・・・
羽に槍が刺さった。
「ぜったい誰かいる」
「痛い・・・・・」
乱れ打ちのように槍が5本飛んできてヂャンの背中に刺さった。
零斗はマグナムに変えて3発撃った。
ヂャンは起き上がり叫びだした。
ヂャンのお腹は風船のように膨らませ口から炎を出した。
零斗はやけどした。
「ははははははザマー見やがれ」
鋭い足で腕を掴み壁に投げ飛ばした。
腕から血がダラダラ流れてくる。
鋭い爪でお腹を刺した。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」
零斗の意識は薄くなってきてる。