「理穂さん、どうしましょうか………
 これは私かなりやばい状況ではないかと 思うのですが……。」





もう寿命が10年は縮んだであろう私が理穂を見るともっと寿命が縮んでいそうな顔をしていた。









「とりま………山田さんに状況説明……」







「うん…………」










フラフラした足取りでA組に向かう。





____キーンコーンカーンコーン………










「うわああああ!!!チャイム鳴ったああ!!」






「やっべぇぇぇぇ!!!」











私と理穂はマッハで教室まで帰るも間に合わなくて教師の怒りをくらったのは言うまでもない。





もう、チャイムまでもが敵になってしまったようだ。




「うん……………」