「今から、優勝ブロックを発表します」
みんな祈るように手を握っている。
私も緊張している。
「3位…839点…黄色ブロック」
黄色ブロックの人たちはもうすでに泣いていた。
「2位…998点…赤ブロック」
「1位は、1030点の青ブロックです」
あちらこちらから、キャーキャー聞こえる。
私も飛び上がって喜び、なぜか、涙が溢れた。
「やった!青ブロック優勝やぁー!」
「まぢ、うれしいね!」
かのと話していて、優勝の実感が今わいていた。
「はいっ、じゃあ、三年生は卒業アルバムの写真撮るので、パネルの前に集まってください」
三年生だけ、移動して写真とってる。
「谷山っ!剣翔のとなり行けよ!」
そう言われて、ぐいぐい松坂くんのとなりに押された。
「あ、どうも…隣すみません」
「なんだよー。別にいいよ」
といって、またあの可愛い笑顔を見せる。
「っつか、谷山顔あけーぞ」
松坂くんにそう言われて顔を隠した。
「お前、わかりやすいな」
“ハイチーズ”
顔が真っ赤な写真がとられてしまった。
今年の体育祭が一番楽しくて、もどかしくて、一生忘れない思い出に残る体育祭でよかった。
「それじゃあ、ここでさよなら」
今日も終わりを告げる。
また、いいことあったらいいな。
今度もがんばろっ。
みんな祈るように手を握っている。
私も緊張している。
「3位…839点…黄色ブロック」
黄色ブロックの人たちはもうすでに泣いていた。
「2位…998点…赤ブロック」
「1位は、1030点の青ブロックです」
あちらこちらから、キャーキャー聞こえる。
私も飛び上がって喜び、なぜか、涙が溢れた。
「やった!青ブロック優勝やぁー!」
「まぢ、うれしいね!」
かのと話していて、優勝の実感が今わいていた。
「はいっ、じゃあ、三年生は卒業アルバムの写真撮るので、パネルの前に集まってください」
三年生だけ、移動して写真とってる。
「谷山っ!剣翔のとなり行けよ!」
そう言われて、ぐいぐい松坂くんのとなりに押された。
「あ、どうも…隣すみません」
「なんだよー。別にいいよ」
といって、またあの可愛い笑顔を見せる。
「っつか、谷山顔あけーぞ」
松坂くんにそう言われて顔を隠した。
「お前、わかりやすいな」
“ハイチーズ”
顔が真っ赤な写真がとられてしまった。
今年の体育祭が一番楽しくて、もどかしくて、一生忘れない思い出に残る体育祭でよかった。
「それじゃあ、ここでさよなら」
今日も終わりを告げる。
また、いいことあったらいいな。
今度もがんばろっ。

