俺もアイスを取りに行こうとすると、雫が持ってきてくれた。 「わりぃ。サンキュ」 「ううん。……綾野くん、練習頑張ってるから!甲子園、きっと出場できるよ!!」 雫がそう言って微笑んだとき、汗だくの透先輩がやって来た。 「みんな!アイス食いながらでいいから、外に集まってくれ!」