「……しかし。ひとつ、お伝えしなければなりません。心して聞いてください」 そう前置きしてから、笛吹先生が次の言葉を発する。 でも、その言葉を私は素直に受け止めることが、できなかったんだ――。 「湊くんは……左足を失いました。 もう野球をすることは、二度とできないでしょう。」