『俺さ、お前のこと……好きだ……』 私の手から傘が落ちた。 まさか、告白なんてされると思ってなかったから――。 私が返事に戸惑ってると、湊くんが優しく笑った。 『いきなりでごめん。雫は……まだ兄貴のことが好きなのを知ってて告白した。返事は分かってるから、だから、忘れてくれ』 湊くんはそう言って、部室に入っていった。