けど、窓は結構高い。 「これ、届くのか?ハンスに任せた方がいいんじゃね?」 運動神経抜群のハンスだ。 これくらい訳ないはずだ。 しかし、佳祐は、 「いや、俺が行く!」 そう言ってきかない。 「いやでも・・・」 「ジロー。俺にやらせてくれ。頼む!」 「でも・・・」 すると、佳祐は、俺の肩をがしっと掴んだ。 「俺はな・・・実は、雫に・・・名取雫に・・・」 雫? まさか、佳祐、雫のことが・・・